自費診療
当院では、AGA(男性型脱毛症)治療およびED(勃起障害)治療を行っています。
AGA(男性型脱毛症)治療
AGA治療について
AGA(男性型脱毛症)は、思春期以降の男性にみられる進行性の脱毛症です。主に遺伝的要因と、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)の作用が関与し、前頭部や頭頂部の毛髪が徐々に細く、短くなることが特徴です。
当院では、問診と頭髪・頭皮の状態の確認を行い、AGAと診断した成人男性に対して、内服薬による治療を行います。円形脱毛症、薬剤による脱毛、内科疾患に伴う脱毛など、AGA以外の脱毛症には本治療は適しません。必要に応じて他の医療機関をご案内します。
本治療は公的医療保険が適用されない自由診療であり、診察料・薬剤費は全額自己負担です。
治療内容
患者さんの状態やご希望を確認し、次のいずれかを処方します。
フィナステリド(プロペシアまたは後発医薬品)
5α還元酵素Ⅱ型を阻害し、テストステロンからDHTが作られるのを抑えることで、AGAの進行を抑制します。通常は1日1回内服します。
デュタステリド(ザガーロまたは後発医薬品)
5α還元酵素Ⅰ型およびⅡ型を阻害し、DHTの産生を抑えることで、AGAの進行を抑制します。通常は1日1回内服します。
治療効果には個人差があり、すべての方に発毛効果を保証するものではありません。治療を中止すると、再び脱毛が進行することがあります。
治療の流れ
脱毛の経過、既往歴、服用中の薬、治療歴、健康状態などを確認します。
頭髪・頭皮の状態を確認し、AGA治療の適否を判断します。必要に応じて検査や他院受診をご案内します。
期待できる効果、限界、費用、主な副作用を説明し、同意を得たうえで薬剤を処方します。
発毛・脱毛の状態、服薬状況、副作用の有無を確認し、継続または変更を判断します。
通常は6か月程度継続した時点で効果を評価します。その後も効果の維持を希望する場合は、医師の診察のもと治療を継続します。
通常必要とされる治療期間・回数
- 服用回数:通常1日1回
- 効果判定までの目安:通常6か月
- 通院回数の目安:初診1回、その後は処方日数に応じて定期的な再診
- 治療期間:効果の維持を希望する場合は継続治療
※効果、副作用および必要な治療期間には個人差があります。
※実際の処方日数と再診間隔は、診察時に医師が決定します。
標準的な費用
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 初診料 | 5,000円 |
| 再診料 | 3,000円 |
| プロペシア | 1錠 270円 |
| フィナステリド | 1錠 150円 |
| デュタステリド(ザガーロ) | 1錠 270円 |
30日分を処方する場合の総額例
| 薬剤 | 初回総額 | 2回目以降の総額 |
|---|---|---|
| プロペシア30錠 | 13,100円 | 11,100円 |
| フィナステリド30錠 | 9,500円 | 7,500円 |
| デュタステリド30錠 | 13,100円 | 11,100円 |
6か月間、毎月30日分を処方する場合の総額例
| 薬剤 | 6か月の標準総額 |
|---|---|
| プロペシア | 55,500円 |
| フィナステリド | 47,000円 |
| デュタステリド | 55,500円 |
※初月は初診料、2か月目以降は毎月の再診料を含む計算例です。
※処方日数、受診回数、必要な検査などにより総額は変わります。追加費用が必要な場合は事前に説明します。
主なリスク・副作用
- 性欲減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少などの性機能に関する症状
- 肝機能障害、黄疸、倦怠感、食欲不振など
- 発疹、かゆみ、じんましん、顔や唇の腫れなどの過敏症
- 乳房の腫れ、痛み、女性化乳房
- 抑うつ気分、気分の変化
- 精子数または精液所見への影響
副作用と思われる症状が現れた場合は服用を中止し、速やかに当院へご相談ください。重い症状がある場合は直ちに医療機関を受診してください。
服用上の重要な注意
- 女性および小児には使用できません。
- 妊娠中または妊娠の可能性がある女性は、砕けたり割れたりした錠剤や、漏れたカプセルの内容物に触れないでください。
- PSA検査値に影響するため、前立腺がん検診を受ける際は服用中であることを医師へお伝えください。
- フィナステリド服用中および服用中止後1か月間は献血できません。デュタステリドの献血制限期間は薬剤ごとに医師へご確認ください。
ED(勃起障害)治療
ED治療について
ED(勃起障害)は、満足な性行為を行うために十分な勃起が得られない、または維持できない状態です。加齢、生活習慣病、心血管疾患、神経疾患、薬剤、心理的要因など、複数の要因が関係することがあります。
当院では、問診、服用中の薬の確認、必要な検査を行い、治療が可能と判断した方にED治療薬を処方します。ED治療薬は性的刺激があった場合の勃起を補助する薬であり、性欲を高める薬ではなく、EDの原因そのものを治癒させる薬でもありません。
本治療は公的医療保険が適用されない自由診療であり、診察料・検査料・薬剤費は全額自己負担です。当院では、不妊治療を目的としたED治療薬の保険診療は行っていません。
治療内容
当院では、診察結果に応じて次の薬剤を処方します。
バイアグラ50mg(シルデナフィル)
PDE5という酵素の働きを抑え、性的刺激があった際の陰茎への血流を増やして勃起を補助します。医師の指示に従い、通常は性行為の約1時間前に服用します。食事の影響を受けることがあります。
バルデナフィル10mg(後発医薬品)
シルデナフィルと同様にPDE5を阻害し、性的刺激があった際の勃起を補助します。服用方法は診察時に説明します。
いずれの薬剤も1日1回までとし、次の服用まで24時間以上空けます。自己判断で服用量や回数を増やさないでください。
治療の流れ
EDの症状、既往歴、心血管疾患の有無、アレルギー、服用中の薬、健康診断歴などを確認します。
肝機能・腎機能・心血管系の状態を確認します。必要に応じて血液検査と心電図検査を行います。6か月以内の健康診断結果をご持参いただき、必要項目が確認できる場合は検査を省略できることがあります。
検査結果に問題がなく、治療可能と判断した場合に、効果、服用方法、費用、主な副作用、併用できない薬を説明します。
同意を得たうえで、1錠単位で処方します。
効果が不十分な場合や副作用が現れた場合は自己判断で増量せず、再診時にご相談ください。追加処方は診察のうえで行います。
通常必要とされる治療期間・回数
- 初回処方まで:通常2回の受診(初診および約1週間後の再診)
- 服用回数:必要時に1回1錠、1日1回まで
- 治療期間:決まった治療期間はなく、症状と治療効果を確認しながら必要時に継続
- 再診回数:追加処方時および、効果や副作用の確認が必要なとき
※治療期間、処方錠数、再診回数には個人差があります。
標準的な費用
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 初診・診察のみ | 5,000円 |
| 初診・診察+血液検査+心電図 | 約10,000円 |
| 再診料 | 3,000円 |
| バイアグラ50mg | 1錠 1,300円 |
| バルデナフィル10mg | 1錠 1,100円 |
初診から初回処方までの総額例
| 条件 | バイアグラ50mg | バルデナフィル10mg |
|---|---|---|
| 検査省略・1錠処方 | 6,300円 | 6,100円 |
| 検査実施・1錠処方 | 約13,800円 | 約13,600円 |
| 検査省略・3錠処方 | 8,900円 | 8,300円 |
| 検査実施・10錠処方 | 約18,900円 | 約18,300円 |
※初診料、約1週間後の再診料、薬剤費を含む計算例です。
※処方錠数、検査内容、受診回数により総額は変わります。追加費用が必要な場合は事前に説明します。
主なリスク・副作用
- 頭痛、顔のほてり・潮紅、動悸
- 鼻づまり、消化不良、吐き気
- めまい、血圧低下
- 目のかすみ、色の見え方の変化などの視覚症状
- 筋肉痛、背部痛
- 勃起が4時間以上続く持続勃起症
- 急激な視力低下、急激な聴力低下
- 心筋梗塞などの重篤な心血管系事象
胸痛、意識が遠のく感じ、4時間以上続く勃起、急な視力・聴力低下などが現れた場合は、直ちに服用を中止して救急医療機関を受診してください。
服用できない方・併用できない薬
- ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジルなどの硝酸薬・一酸化窒素供与薬を使用中の方
- リオシグアトを使用中の方
- 性行為が不適当と考えられる重い心血管疾患がある方
- 最近、心筋梗塞または脳卒中を起こした方
- 重度の低血圧、コントロール不良の高血圧、重い肝機能障害などがある方
- その他、医師が安全に使用できないと判断した方
降圧薬、α遮断薬、不整脈治療薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬などを服用中の方は、併用できない場合や用量調整が必要な場合があります。市販薬やサプリメントを含め、使用中のものをすべて医師へお伝えください。
自由診療について
AGA治療およびED治療は自由診療です。公的医療保険は適用されず、診察・検査・薬剤にかかる費用は全額自己負担となります。治療内容、効果、必要な期間・回数、費用および副作用には個人差があります。診察の結果、治療薬を処方できない場合があります。
治療についてご不明な点がある場合は、診察時または当院までお問い合わせください。
